オリンパスは小型軽量のカメラを作るためマイクロフォーサーズに専念する
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Camera Jabberが、オリンパスの映像事業ユニット長の杉本繁実氏に対して行ったインタビューを掲載しています。
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オリンパスは、フォトグラファーに対して小型軽量のカメラを提供するためマイクロフォーサーズシステムに専念する
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杉本氏は、最近のフルサイズカメラの発表の嵐は、映像産業にとっては良いことだと考えている。これは、カメラへの関心を引くだけでなく、多くの人にミラーレスへの移行を促すことにもなるからだ
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フォトキナ2018ではマウントのサイズが話題になったが、杉本氏は、マイクロフォーサーズのマウントサイズはセンサーの約2倍あるため、エンジニアが大口径レンズの光学設計をする際の自由度が高いと強調した
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杉本氏によると、オリンパスは自社のユーザーがより高品質な望遠レンズを求めていることは分かっており、この領域を改善し成長させていきたいと思っているという。従って、近い将来オリンパスから新しい望遠レンズの登場が期待できるように思える
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オリンパスは、フォトグラファーが三脚を持ち歩く必要性をさらに減らしたいと思っているため、手ブレ補正の開発が鍵となる。手ブレ補正を強化するときの課題は、手ブレ補正の性能とサイズのバランスを維持することである。現在の技術を使って手ブレ補正を強化すると、レンズとカメラが大きくなってしまうが、オリンパスはカメラのサイズを維持したまま、望遠レンズを比較的小型軽量で作る新技術を持っている
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杉本氏はいつ新製品が発表されるかは全く教えてくれなかったが、オリンパスは2019年で100周年を迎え、来年5月に開催されるフォトキナでは大きな発表が約束されている
パナソニックがフルサイズ市場に参入し、オリンパスはどうするのか興味深かったですが、オリンパスはブレずにマイクロフォーサーズで小型軽量のカメラとレンズを開発していくようなので、100周年の新製品発表でフルサイズに参入ということはなさそうです。
オリンパスの望遠レンズと言えば、150-400mm PROの開発の噂や、400mm F4の特許が公開されるなどしていますが、これらが次に登場する望遠レンズなのか気になりますね。
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Source:Camera Jabber
Red