富士フイルム、白黒フィルムの再生産を検討 ただし現時点では「あくまで検討」
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白黒フィルムの生産終了を4月にアナウンスしていた富士フイルムが、白黒フィルムの再生産を検討していることが分かったとITmediaが伝えています。
販売終了アナウンス以来、白黒写真の愛好家やアナログ表現を好むSNS世代から再生産を望む声が多数寄せられたため再生産の検討を開始したとのこと。
ただ、需要の減少や専用材料の調達といった課題は解決されておらず、「あくまで検討を開始したのみ。発売時期など、現段階でお話できることはない」と富士フイルムはITmediaの取材で答えたそうです。
富士フイルムは今年4月6日に、「生産効率の向上や経費節減など懸命なコスト吸収につとめてきましたが、需要の継続的な減少により安定的な供給が困難となりましたので、販売を終了させていただきます。」とアナウンスし、「ネオパン 100 ACROS」の出荷終了時期は2018年10月、「フジブロWP」は2018年10月から2020年3月にかけて終了すると伝えていました。
富士フイルムの白黒フィルム/印画紙は4月の発表で全種類が販売終了となっていましたが、今後コスト面での課題がクリアできれば再生産もありえるようです。販売終了を惜しむ声が多かっただけに、再生産への期待はより一層高まりそうです。
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Source:ITmedia via Fuji Rumors
Dylan