ソニー、0.5型で最高解像度のUXGA有機ELマイクロディスプレイを発表。ドット数は576万
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ソニーが、世界最小の6.3μm画素ピッチを達成し、従来比約1.6倍の高解像度を実現したEVFなどに使用される有機ELマイクロディスプレイを発表しています。
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ソニーは、0.5型で最高解像度となるUXGA(1600×1200)を実現した有機ELマイクロディスプレイ『ECX339A』を商品化する
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ソニー独自の有機ELディスプレイ技術と微細化プロセス技術により世界最小の6.3μm画素ピッチを達成し、従来の0.5型QVGA(1280×960)の約1.6倍の高解像度化を実現
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カラーフィルターをシリコン基板上に直接形成し発光層との距離を縮めるとともに、カラーフィルターの色配置を工夫することにより、視野角特性を確保し、高解像度化を実現
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新規設計の駆動回路により、従来比2倍の240fpsまでのフレームレートに対応
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従来比2分の1の電圧で動作する新設計の周辺回路を採用することにより、画素数が約1.6倍に増加したにも関わらず、同一のフレームレートにおいて、従来品と同等の低消費電力を実現
UXGAのドット数は576万ドットで、α9やα7R IIIに搭載されているファインダーの総ドット数は368万ドットなので、かなり高解像度化している事がわかりますね。最大フレームレートも240fpsに対応していて、これまで以上に動く被写体を正確に捉えることができそうです。
年内の発表が予想されているα7S IIIに搭載されるのか気になりますが、量産出荷時期は2018年11月ですし、スペックが高いのでα9 IIや第4世代のα7シリーズで採用となるかもしれないですね。
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Source:ソニー
Red