オリンパスが中国の連結子会社の操業を停止。今後デジカメ関連製品の生産はベトナムに集約
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オリンパスが中国・深圳市にある同社の映像事業の中国生産子会社の操業を停止したと発表しました。
これまでオリンパスはデジタルカメラ事業関連製品の生産を中国・深圳市にある同社の中国現地法人Olympus (Shenzhen) Industrial Ltd.(以下OSZ)とベトナム・ドンナン省にあるOlympus Vietnam Co., Ltd.(以下オリンパスベトナム)の2拠点で行なってきたが、スマートフォンの普及に伴うデジタルカメラ市場の急激な縮小によるOSZの稼働率の低下と、施設の老朽化が進んだことでOSZの競争力を維持することが困難になったため、OSZの操業停止を決定したとのこと。
今後のデジタルカメラ事業関連製品の生産はオリンパスベトナムに集約し、生産効率、収益性を向上させ、デジタルカメラ事業のグローバルでの競争力強化を図るとのこと。
去年中国の工場を閉鎖したニコンに続きオリンパスも中国での生産から撤退を決めたようです。2005年から約3倍にまで上昇している中国の製造業の平均賃金の上昇も生産をベトナムに集約した要因の一つとなっていそうです。
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Source:オリンパス
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