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タムロンは既存のレンズのEマウント版を作るつもりはない。目指すは小型軽量高品質レンズ

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DPReviewに、タムロンの上級幹部とのインタビューが紹介されています。インタビューでは、タムロンが2月に開発発表をしたフルサイズEマウントレンズ「28-75mm F/2.8 Di Ⅲ RXD」や、今後のレンズ開発に関する質問がされています。

28-75mm F/2.8 Di Ⅲ RXDは、全く新しい設計か?また開発にはどのくらいの時間がかかったのか?

  • 28-75mm F/2.8は全く新しい設計で、一般的にこの手のレンズの設計には約1年かかる

28-75mm F/2.8 Di Ⅲ RXDを設計する際の目標は何だったのか?

  • 我々は新しい製品を計画する際は、常に顧客の声や利益を考えている。デジタルカメラ市場はミラーレスに向かって動き出しているため、ミラーレス市場で最大のシェアを誇っているソニーの新型のFEレンズを発売したいと考えていた。また、我々は常に高品質で優れたパフォーマンスを発揮するレンズを目指しているが、特にFEレンズでは、α7シリーズのボディはコンパクトな割にレンズは比較的大きいため、小型で軽量なレンズを目指していた

既存のSP単焦点とズームのEマウント版を作る予定はあるか?それとも全く新しい設計を施したレンズを作るのか?

  • 我々は、既存のレンズ群のソニーEマウントバージョンを作る予定はなく、我々のコンセプトはシグマのものとは少し異なっており、FEのために特別にカスタマイズしたレンズの開発をしようとしている。そうしなければ、レンズが大きくなってしまうためだ。ミラーレスは静止画だけでなく動画にも適しており、既存のAFモーターは動画にはあまり適していない。そのため、28-75mm F/2.8には動画に適したステッピングモーターを採用している

現時点において、タムロンにとってソニーの顧客基盤はどれほど重要か?

  • ソニーの顧客基盤は非常に重要だ。みんなミラーレスになっていく。おそらく近い将来、キヤノンやニコンもフルサイズミラーレスカメラを発売するだろう。そのような事がおこっても、我々は簡単に弊社のネイティブEマウントレンズのキヤノンとニコンバージョンを作る事ができる。同じ設計でも複数のミラーレスマウントで動作が可能だろう

顧客からどのようにタムロンブランドを見てもらいたいか?

  • 我々は常に顧客のことを考えており、性能と品質を犠牲にするつもりはない。高品質ブランドとして認知されたいと思っており、常に顧客目線でいたい。各ブランドにはそれぞれ戦略があるが、我々のアプローチは競合他社とは少し異なっており、顧客と真っすぐ向き合うことを目指している。タムロンの強みは、小型で軽量かつ高品質なレンズを製造することだ

非常に大きいが高性能なレンズか、小型だが光学性能はそれなりのレンズだったらどちらを選ぶか?

  • 我々は小型で高性能の両方を追求しようとする。性能と大きさのバランスをとることはタムロンの強みだ。28-75mm F/2.8で言えば、例えばこのレンズが24mmからだったら、もっと重く、大きくなっていただろう。それを28mmからにしたことで、かなり小さく、軽くなり、扱いやすくなっている。我々の顧客が求めているものは、こういうものだと考えている

一眼レフユーザーは減少すると思うか?

  • すでに減少してきており、そうなると思う。我々は市場を見ているが、データはすでに市場が衰退していることを示している

シグマは既存の一眼レフ用のレンズのEマウント版をさらに開発する模様ですが、タムロンは小型で軽量かつ高品質を目指すべく、全く新しい設計で開発していくようですね。また、タムロンもキヤノンとニコンがそう遠くないうちにフルサイズミラーレスを発表するだろうと考えているようで、両社がフルサイズミラーレスをいつ発表してもすぐに対応できるように準備をしていることが伺えますね。

ちなみに、シグマも将来的には専用設計のFEレンズを開発するようです。

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Source:DPReview

Dylan